ポスドク

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ボスドクとは大学院で博士号を取得した後に、任期なしのボジションにつくまでの一時的なボジションである。大学や国の研究員機関で博士研究員といったり、単に研究員という肩書きの場合は、このボスドクの場合がほとんどである。

雇用形態としては、国からの期間限定の研究費から捻出されていることが多く、必然的に有期雇用契約となり、1年から3年程度の契約が多い。それにより、雇用期間中に次の職場を見つけなければならないので、精神的にも大変である。

20年位までは、このボスドクという制度は、ほとんどなく、修士号や博士号をとってすぐに任期無しの安定的な助手(今で言うと助教にあたる)に採用されることが多かった。それに比べて、現在は、人生の基盤を整えなければいけない20代、30代前半に、非常に不安定な立場になるのは、厳しいことだ。

この後は、任期なしのポジション(パーマネントポジション)に移ることを目標にするわけだが、これまた、競争が激しい。分野によって、難度は異なるが、一般的に一つのパーマネントポジションに対して、100人以上応募があるのが普通だ。

3年のポスドクポジションだとしても、研究に専念できるのは最初の2年くらいだろう。最後の一年は次の職探しに集中しなければいけない。うまくわたり歩けないと、本当に無職になってしまう。

この辺は、企業の臨時雇用者の実態と変わらない。

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