博士課程のツライ生活、、、

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大学院に入って、博士課程で研究する人生はツライ場面が多いです。博士課程になるといったいどうなるのか?少し解説したいと思います。

研究者になろうとする場合、基本的には博士号が必要になります。どの研究機関に就職するのにも、博士号取得が必須です。

ということで、博士号を取得するために大学院にいって博士号を取得しにいくことになるわけです。

通常、博士課程を取得するには、修士課程を二年間、博士課程を三年間過ごすことが必要です。合計すると五年間なので、若い重要な時期に、おおきな時間的な投資ですね。もちろん、学費も払わなければいけないので、経済的にも大きな出費になります。

修士課程の場合であれば、修士卒業後、それなりに就職先があるので、修士課程まで行くのは、そんなに悪い選択肢ではないでしょう。

ただ博士課程まで行くと、話は全然違います。博士課程に行くとその専門以外の就職は難しくなるし、博士課程まで行ったのに関係ない分野に就職などする気がしなくなってきます。

ところが、博士課程で博士号を取ってそれを活かす仕事というと大変限られてしまいます。特にアカデミックポジションを狙う場合、激戦になります。しかも、現在では博士号取得後にすぐに安定的な職に就ける見込みはないでしょう。契約社員でない、定年まで働けるパーマネント職に就けるのは、早くても30代の前半になると思います。40過ぎのポスドクも結構います。。。

20年も前は、ほとんどの人が博士号取得後、何らかの安定的な職につけていたのですが、今は制度も時代も変わってしまいました。研究職を目指す人には生きにく世界になってしまいましたね。。。

現在では、研究をする安定的な職となると、教授、准教授、国の研究所の上級研究員くらいで、その下の助教やポスドクはたいていの場合、任期制で将来の保障は全くありません。これは国の研究所なども同じで、上級の研究職以外は基本的に任期制ですね。。。

小保方さんの問題も、詳しいことは知りませんが、おそらくこの任期制の問題が背後にあると思います。

というわけで、博士課程に入ったら、ひたすら研究して、論文をかいて、学会で発表して、目立ちまくるしかありません。普通にやっていたらきわめて少ないパーメネントポジションにつくのは難しいでしょう。

博士課程は、精神的には常にプレッシャーと格闘する厳しい道です。

それに、同年代の人たちは就職して収入を得て、人生を前に進めているのに、博士課程は基本的にはまだお金を大学に払う学生です。20代も後半になっているのに、お金が稼げないというのは辛いものです。(バイトや、優秀な博士課程学生向けの給付金とかはありますが、、、)

ただ、研究とは人類の知に貢献する素晴らしい仕事です。これらの困難を承知で、研究の道に進む人を応援したいと思います。

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