人工知能は評価され過ぎているか?

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最近、人工知能がホットトピックになってきている。

 

将棋や囲碁の名人に、人工知能が勝利したとか、自動運転などいろいろな話題がメディアを賑わしている。また、最近の話題としてディープラーニング(深層学習)が、人工知能分野にブレークスルーをもたらしたなどという記事も良く見かける。

 

もっと極端な意見だと、映画のターミネーターのような人間対機械の戦争が起こるなどという話まで出てきている。

 

さて、実際のところ、この人口知能は現状どんな感じで、将来どのようになっていくのであろうか?

 

実は、人工知能は過去に2回ブームを起こしている。実は今回は3回目なのだ。過去の2回も大きなブームになり、政府の予算がたくさんついたが、結局単なるブームで終わってしまったことがある。

 

なので、その時ののブームに乗った研究者がたくさんいて、最近のブームでまた息を吹き返して来ているというところだ。

 

人工知能というと、広い意味では、賢そうな機械というだけの話だが、専門的にいうといわゆる機械学習を指す。

 

機械学習には、ニューラルネットワークという人間の脳神経細胞を模倣したモデルや、サポートベクターマシーンというモデルなどが、昔から有名だった。

 

ただ、これらの機械学習では、いわゆる特徴量を人間が上手に選び出す必要があり、人間を脅かすような人工知能になるにははるかに原始的すぎる。

 

最近のブレークスルーは、ニューラルネットワークを応用したディープラーニング(深層学習)というもので、人間がやっていた特徴量もコンピューター自身が選ぶことができるということで、大きな話題となった。これは、うまくいけば人工知能を一時的なブームに終わらさずに、インターネットのような永続的な技術革命となるかもしれない。

 

ただ一方、最近の人工知能分野には、最近のインターネットの発展によるビックデータの影響も見逃すことができないと思う。ディープラーニングまでいかなくて、昔からある機械学習のやり方でビックデータを解析すると、いろいろと面白いことがわかるのだ。これも人間が解析するのではなく、コンピューターに解析させることにより、高度な知見を得ることができる。

 

昔、人工知能がブームに終わったときは、まだインターネットが発展していなくて、ビックデーターが存在していなかった。ツールは存在していたが、素材がない状態だったのだ。

 

なので、今回の人工知能ブームは、ブームに終わらないとおもう。ディープラーニングが頓挫しても、ビックデーター解析で機械学習(人工知能)は発展し続け、社会に有用な知見を生み出し続けけるだろう。

 

 

 

 

 

 

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