受験のための英語と、英語を道具として使えることは違う。
英語を道具として使えるようになるには、ネイティブ(英語圏の人)と交流する環境になければ、難しいだろう。もちろん、そういう環境に身を置いて、実践英語を身に着けるのがベストである。
ただ、残念ながら、大部分人は、そういう環境にいられるわけではない。通常、英語を日常的に話したり、読んだりする機会のない我々が、受験英語をマスターするときは、別の方法が必要になる。
私は大学受験の時、英語は得意科目であった。模試などでも良くできて、得点源であった。だが、実はその当時、英語はほとんどしゃべれなかった。一人で、外国旅行することは無理であったし、外人に道を聞かれても、しどろもどろになるだけだった。
ただ、それでも、受験の時は、英語を得点源にできた。その方法を少し紹介しよう。
まず、英語の基本的な5文型や、過去形・過去分詞形などの時制などの基本的な文法をおさえることだ。
受験英語で、最も重要なことは、単語を覚えることだ。基本的な単語は、単語帳を使って、丸暗記していくとよい。この時、単語には複数の意味があるが、とりあえず、代表的な一つだけの意味を覚えればよい。
ある程度の単語力さえあれば、類推で何とか英語の文章を理解できるようになる。
リスニング対策は、何度も英語の動画や音声を聞くしかないであろう。
頑張ってほしい。